dpr2xcode.exeを使うときの注意点。
XE2でiOSアプリが作れるようになったわけですが、その際Xcodeにエクスポートするために使う「dpr2xcode.exe」というツールに関するメモ。
plist=Windowsでいうiniみたいなもの
dpr2xcodeを使って生成されるファイルのうち、「プロジェクト名.plist」というファイルにはiOSアプリで使うBundleIdentifierとかアプリ名とかアイコンの設定だとかが色々詰まってます。
これの中身はXMLなのでそのままテキストエディタで編集もできますが、普通はXcode上で編集します。GUIでやれるので楽だし。
にげてー!plistにげてー!
このplistファイルを含むXcode用のファイルを生成するには「dpr2xcode.exe」というツールを使うわけですが、ヘルプには、
少なくとも 1 度実行して、最初の Xcode プロジェクトを作成する必要があります。また、プロジェクトにファイルが新しく追加された場合には、再び実行しなければなりません
とありますが、罠です。
これを実行してしまうとplistファイルまでもう一度作り直されるので、せっかく設定した項目を一から書き直す羽目になります。というか、なりました^p^
そんな設定くらい別のデフォルトのままでもええやんと思う方もいるかもしれませんが、iOSアプリはこの辺を正しく設定しないと実機で動かないどころかインストールさえ弾かれるので地味に困ったり。
というわけで
実行前にplistを退避させておくか、あるいは「すでにplistがあったら中身を取得、dpr2xcodeを実行して生成されたplistを書き換える」みたいなツールを作ってdpr2xcodeの代わりに実行するようにしておくと楽かもしれません。